BAR ツバメ

今宵も、ビールとウィスキーと東京ヤクルトスワローズ

【試合結果】4/10 ヤクルトVS広島 15-3 延長10回に大量12得点!

敵地マツダスタジアムでなんと連勝です!2018年はマツダでは2勝9敗でしたが、今年は2戦2勝と最高の滑り出しです。昨年の悔しさの分、良い気分です!

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引用:https://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2019041003/top

カープ戦の風向きが、去年と変わった

4回終わって3-1とリードするも、5回に同点に追いつかれ、その後はなかなかスワローズはチャンスは作れず苦しい展開でした。7回表には村上選手のバント失敗でさらに微妙な空気になり、逆に7回裏にはノーアウト1,3塁の大ピンチを迎えます。その後なんとか2アウト満塁まで持ち込むも、打者は松山選手。ボルテージは最高潮のマツダスタジアム、昨年までのイメージで、ここで手痛い勝ち越しを食らうシーンが脳裏に浮かびました。2-2からの5球目、松山選手の大飛球が外野に上がった瞬間、やはり・・・と正直思ったのですが、梅野投手の149km/hの球威が勝り、見事外野フライに抑えてくれました。この瞬間、やはり去年までとは風向きが違うと感じました。今日のターニングポイントのひとつだったと思います。

そして8回を近藤投手、9回をマクガフ投手がきっちり抑えて、あの延長10回の猛攻です。中崎投手の回跨ぎの影響や、松山選手の送球ミス、菊地選手の点に絡む2つのエラーとカープのミスもありますが、スワローズの選手たちがきっちり食らいついて得点に繋げてくれました。2点リードで1アウト満塁の場面、雄平選手がタイムリーを打ってくれて、ようやく勝てる気がしてきましたし、攻撃面でもあと1本が出なかった去年のカープ戦とは違うぞと感じました。

カープ戦は、どれだけ打っても追いつかれる、肝心な場面では打線が繋がらない、という根拠のない負のイメージを持ってしまっていましたが、この2連戦でそのイメージは払拭されました。どうにもならない印象は、払拭されました。昨年セリーグで唯一負け越したカープ戦、今年は大いに期待です!

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マクガフ投手、来日初勝利

開幕から6試合連続無失点です。今のスワローズのリリーフ陣で、一番安定感のあるピッチングをしていると思います。150km/h前後のストレートが、低めの両サイドにバシバシ決まります。イニング以上の奪三振をマークしながら、それほど四球に苦しむ姿も見せず、まだ短いイニングながら現時点でのK/BBは3.50と非常に優秀です。

試合後のヒーローインタビューでも、冒頭の「ありがとうございます」という日本語の挨拶から始まり、とてもクレバーな受け答えを見せてくれていました。精神面でも安定していそうで、今後も益々期待できそうです。石山投手の調子次第では、クローザーを任されることもあるかもしれません。勝利の方程式に入ってくるのは、間違い無いでしょう。

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未来の主砲 村上選手へのバント采配

同点の7回表、ノーアウトランナー1塁で村上選手がバントを試みました。結果はバント失敗、あわやダブルプレー。この采配はどうだったのでしょうか。

確かに1点が欲しい場面です。ただ後ろは中村選手。今日は当たっていたとはいえ長打を期待できる選手ではなく、仮にバントが成功しても点が入る保証はありません。ならば村上選手のバッティングに賭けてみてもよかったと思います。せっかく未来の中軸にと期待してスタメン起用しているのですから、この場面は打たせて欲しかったです。

どうしても1点にこだわるためにバントさせるなら、代打に大引選手を送る方が確実性は高かったと思います。

現時点の村上選手には、試合を決める一打を打てる主力打者として成長して欲しいです。仮に打ち損じてもなんとかランナーを進める巧さは求めたいですが、器用なバント技術などは優先度が低いと思います。

村上選手本人には、このバント失敗で気を落とすことなく、未来のツバメの主砲としてさらに成長して欲しいと思います。バントを決めるよりも、9回裏に中崎投手が投げた最後の厳しい渾身のストレートをカットする技術や、その厳しい球も打ち返す力を身につけ欲しいと思います。期待しています、村上選手!!