今シーズン始まって以来の快勝です！
去年は6勝18敗と大きく負け越した広島に対して、シーズン最初の対戦で大差で勝利することが出来ました。少なくとも去年の苦手イメージを大きく払拭する、初対戦だったと思います！しかもアウェイでの完勝。言うことありません。
初スタメンの太田選手が猛打賞
今シーズン初スタメン、またスワローズ移籍後初スタメンとなった太田選手が、5打数3安打3得点と、見事期待に応える大活躍をしてくれました！
坂口選手がデッドボールで骨折してしまった後は、荒木選手が1番バッターを務めていました。ただ打率.160と今ひとつ調子に乗り切れていませんでした。
一方、太田選手は前カードでは途中出場ながら5打数2安打と結果を残し、また凡退した打席も思い切ったスイングもしており、期待を感じさせてくれていました。おそらく本人もいいリズムに乗れていただろうというタイミングで、小川監督は1番スタメンに抜擢しました。そしていきなり1回表に先頭打者としてヒットを打つと、タイムリーを含む3安打と大爆発です。これは起用を決めた監督・コーチ、そして太田選手本人も相当に嬉しかったことでしょう。
おそらく明日も1番サードで先発することでしょう。例えヒットが出なくても、引き続き思い切りの良いスイングを見せて欲しいと思います。1番バッターとしては出塁にこだわって欲しいところですが、まずは思い切りの良さを発揮して欲しいです。
原樹理投手シーズン初勝利
今シーズン2試合目の先発、8回1失点8奪三振の投球で初勝利です。
2018年の初勝利は、6月28日。トータルでは6勝7敗 防御率3.09。
2017年の初勝利は、5月19日。トータルでは3勝11敗 防御率3.84。
2016年の初勝利は、5月1日。トータルでは2勝8敗 防御率5.91。
いわゆる勝ち運にはあまり恵まれてこなかった原投手ですが、今シーズンは自身の開幕2戦目となる4月9日に早くも初勝利を挙げることが出来ました。
前回の横浜戦もリリーフが同点に追いつかれ勝ち星こそあげられませんでしたが、7回無失点に抑える好投を見せてくれました。昨シーズン後半から、本当に安定したピッチングを続けてくれています。
また味方の援護に守られたこともあり、8回まで投げ切ってくれたことで、中継ぎ陣を休ませることが出来たことも大きかったと思います。本人もヒーローインタビューで話していましたが、週の初めの火曜に長いイニングを投げて中継ぎ陣を休めることができるたは、まさにエース級の仕事です。今シーズンは本当に期待できます。
中継ぎ陣 束の間の休息
シーズンが始まって接戦勝利が続き大車輪の活躍を見せてくれていた中継ぎ陣ですが、今日の原投手の好投もあり、昨日の移動日を合わせ少し休めましたね。
五十嵐投手 中４日
ハフ投手 中３日
近藤投手 中３日
石山投手 中３日
フル回転をしている中継ぎ陣が、なんとか中３日以上は開けられたのは朗報です。明日はブキャナン投手が先発。本来の実力としては長いイニングを投げて欲しいところですが、コンディション不良明けかつシーズン開幕戦です。ブキャナン投手には6回まで抑えてもらい、789回は中継ぎ陣で凌いで連勝して欲しいところです。アウェイですから、勝ち越しできれば御の字。なんとか明日も勝ちたいところです！
村上選手 特大ホームラン
タイムリー、特大ホームランを含む3安打の大活躍です。
ホームランは、ジョンソン投手の148km/hのストレートを捉えての完璧な当たりです。速球には弱いという解説陣の声が多かったのですが、速いストレートを完全なタイミングで引っ張ってのホームランです。これまで変化球にうまく対応し流したホームランも見せてくれていましたし、速球にも対応できれば、更なる活躍も期待できそうです。
また、試合前には小川監督から「気楽にいけよ」と声をかけられたそうです。オープン戦から1軍スタメンで出場を続けながら、なかなか結果はついて来ずに村上選手本人もいつスタメンから外れるのかと不安を感じながらのプレーだったかもしれません。そんな中に監督から「気楽に」と声をかけられたことは、今一度冷静に自分を見つめ直す良いきっかけになったことでしょう。今日結果を残せたことと合わせて、さらに一皮剝ける良いきっかけになったかもしれません。
