先週のスワローズは、3勝2敗1分でした。
勝敗以上に気持ちの入った試合が多く、スワローズファンにはたまらない1週間でした。故障者続出の中でも戦い抜いた選手の皆さまには感謝しきれません。
5/6 ブキャナン投手 今シーズン初勝利
6回2アウトのピンチで降板となった際に、”One more！（あと一人）”と熱いハートを見せながらも降板したシーンが印象的でした。この回エラーでピンチを招いてしまった村上選手を、自ら救いたい気持ちの表れだったのかもしれません。
降板後は決して不貞腐れくことなく、ベンチで必死に応援していた姿も印象的でした。
5/8 青木選手頭部死球も5点差を追いつき執念のドロー
8回に5点差を追いつく。延長12回表に2点を失うも、山田選手のホームラン、村上選手の出塁＆盗塁そして中村選手のタイムリーで追いつきドロー。青木選手への頭部死球もありチームとしても負けらない試合を執念でドローに持ち込んだ試合でした。
何度引き離されても、食らいついた。１２連戦最終戦は、今季セ・リーグ最長となる４時間５３分の死闘。八、十二回といずれも反撃の口火を切った４番・山田哲は「迷惑をかけていたので何とかしたかった。気持ちで打った」と息をついた。
5/11 石川投手18年連続勝利
前日は19失点の大敗。さらにチームの精神的支柱である青木選手までもが体調不良で戦線離脱してしまった危機的状況での試合。スワローズに流れを手繰り寄せてくれたのは、大エース石川投手でした。ジャイアンツ打線を5回無失点に抑え、見事18年連続の勝利を挙げました。
5/12 山田選手まで離脱・・・それでも組織力で勝利を収める！
激動の1週間を勝ち越してくぐり抜けたスワローズ。野手陣とリリーフ陣は故障者続出で厳しいやりくりですが、先発投手陣は幸いにも故障者は出ておらず、順当なローテーションを組めそうです。
ここまで野手やリリーフ陣には大車輪の活躍をしてもらっていたので、ピンチの今週こそ先発陣の奮起に期待したいところです。
今週のスワローズの先発ローテ予想です。（青字が前週との変更点）
広島戦 ビジター
14日（火）原樹理投手 中６日
15日（水）スアレス投手 中６日（前回登板はイースタン）
DeNA戦 ホーム
16日（金）小川泰弘投手 中６日
17日（土）石川雅規投手 中６日
18日（日）高梨裕稔投手 中６日
豪腕かつ努力家のスアレス投手に期待
スアレス投手はこれまで2試合に先発して、防御率 1.38 WHIP 0.69 K/BB（与四球/奪三振） 3.00という素晴らしい指標です。怪我で開幕を出遅れたことと、ブキャナン投手との外国人枠の都合で、まだ2試合の先発に留まっていますが、本来であればローテの軸になっていておかしくない投手だと思います。150km/hを超えるストレートとスライダーとのコンビネーションでカープ打線も翻弄してくれるであろうと大いに期待します。
また豪腕だけでなく、日本文化にも馴染もうとカタカナでのサインを勉強しようとする努力家の一面もあります。これは私たちが英語のサインを練習するより、ずっと難しいことだと思います。そんなスアレス投手を応援せずにはいられません！
日本の文化習得にも積極的で、この日は『アルバート スアレス』と色紙にカタカナで書いた名前を披露。「５００枚の紙に書いて練習したよ」と努力家ぶりを発揮した。
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