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今宵も、ビールとウィスキーと東京ヤクルトスワローズ

【試合結果】4/28 広島戦4-2 カープの連勝を止める会心の勝利!

昨日はカープに完封負け。開幕カードでは敵地で3タテした相手ですが、もし今日も落としてしまうと去年の記憶もよぎり始めるので、何としても勝ちたい1戦でした。

結果は4-2で見事勝利。さすがカープと言うべきか、途中なんどもヒヤヒヤしましたが、選手の皆さんは、強い気持ちを持って最後まで戦ってくれました。本当に嬉しい会心の勝利でした!!

荒木選手の先制ホームラン、高梨投手の力投、青木選手・バレンティン選手そして山田選手の1発、また青木選手のエラーから招いたピンチを近藤投手が見事火消し、最後は石山投手が危なげなく締め5セーブ目。ドラマになるシーンがいくつもあり、今日現地で観戦できた方は幸せだと思います!

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引用:https://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2019042802/top

 

高梨投手、ホーム神宮での初勝利!

先発の高梨投手。過去のカープ戦は、2016年6月8日の1試合のみ。その試合では、5回を投げ自責点1で勝利投手になっていました。カープへの苦手意識もないだろうということで、今日の試合も期待していました。

何度かピンチを迎える場面もありましたが、要所を締め6回自責点0のナイスピッチング。特に5回ノーアウト1,2塁のピンチで、石原選手にバントさせなかったシーンは見応えがありました。荒木選手が1塁からチャージし、上手くプレッシャーをかけていたのもポイントです。そして続くバティスタ選手を三振、田中選手をライトフライに打ち取り、スワローズファンを大喜びさせてくれました。

ピンチを脱し、グラブを叩いて喜んだ高梨。「本当にうれしかったですし、あの回はすごい冷静に投げることができて、ああいう結果になったと思います」と振り返った。  

headlines.yahoo.co.jp

無失点ももちろん素晴らしいですが、内容も8奪三振無四球。パ・リーグよりもパワーピッチャーの少ないセ・リーグでは、今日ぐらいのバランスが良いのかもしれません。

 

青木選手 初打席ヒットなら勝利のジンクス

今日までの25試合。

青木選手が初打席にヒットを打った試合のスワローズ

10試合 9勝1敗

青木選手が初打席に凡退した試合のスワローズ

15試合 4勝10敗1分

勝利のオッズ比は、22.5! p-value < 0.05

統計的にも、青木選手が初打席ヒットならスワローズの勝率がグッと高まります。

tsubamesoku.blog.jp

そして注目の第1打席は、センター前ヒット!!

この時点で勝利の確率が非常に高くなりました!

結果的には初回には点は入りませんでしたが、2回には荒木選手が見事なホームラン。スワローズにとって久しぶりの得点。さらに3回には青木選手自身にもホームランが飛び出します。さらにさらにバレンティン選手もホームラン。こうなると「俺も行くでしょ」と言わんばかりに、5回には山田選手のホームランで貴重な追加点。先日の巨人戦に続く主軸3人のホームラン揃い踏みです。

青木選手が流れを作り出すと、他の選手たちに本当にいい影響が出ます!

 

今日は、それだけではありません。

8回に青木選手のエラーでノーアウト2塁のピンチを招いてしまった場面。1発出れば同点、打ち込まれれば逆転もあり得ます。カープファンのボルテージも絶好調。ここで逆転されると、青木選手も周囲も相当辛い場面でした。しかし近藤投手-中村捕手のバッテリーは2つの三振を奪うなど、見事0点に抑えます。

青木選手がベンチに戻る時、ハニカミながら近藤投手に一礼しハグしていたシーンはとても印象的でした!今度は周りの選手が、青木選手を支えた瞬間でした。

 

最後9回は青木選手もセンターで見守る中、守護神の石山投手が危なげなく3人で抑えてゲームセット。青木選手の初打席ヒットのジンクス通り、見事スワローズが勝利を収めました。まさに会心の勝利。ファンとしてもとても嬉しい白星でした。